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温泉の話

温泉関連資格

温泉の話
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温泉関連の民間資格

温泉大国の日本では豊富な数の温泉と同じく、最近では少なからず温泉関連の資格があります。

資格といっても国家資格のようなものではなく、各団体や協会などが独自の基準で発行・認定する資格で、いずれもそれほど難しいものではありません。

各資格それぞれ特徴がありますが、総じて温泉の正しい理解と利用を目的にしています。

以下に温泉関連の資格を紹介します(五十音順)。

Hot Spring / by slackrhackr

温シェルジェ

温泉の泉質、効能、入浴法などを理解すると共に、熱海の歴史や観光についての知識を持つ熱海温泉郷の観光案内人。

NPO法人のエイミックが平成17年(2005年)に創設。熱海の温泉と観光に寄与する温泉と観光のエキスパートを育成する事を目指す。

温泉観光士

日本温泉地域学会主催、草津温泉後援による研修講座で、温泉学ともいえる本格的な温泉の講義で温泉に対する理解を深め、地域の温泉の発展と活性化に寄与できる人材を育成することを目的としています。

講座は泉地学、温泉化学、温泉医学、温泉生物学、温泉工学、温泉法学など多岐に渡り、実地研修と試験も行われます。

温泉観光実践士

温泉の正しい理解と温泉観光地の活性化に寄与できる人材育成を目的として設立。

大阪観光大学観光学研究所による養成講座で認定証を取得できる。

講座を3回以受けると「温泉観光管理士」、5回以上で「温泉観光診断士」の認定証が発行されます。

養成講座は①温泉地の歴史、②温泉地の文学、③温泉の定義と分類、④温泉の成分と泉質・効果、⑤温泉分析書の見方・読み方、⑥温泉施設の経営、⑦温泉地の活性化、⑧温泉地と旅行企画、⑨関西の温泉地といった内容で行われています。

温泉指南役

岡山県湯原温泉郷主催の資格で、湯原温泉の特徴、泉質、歴史、温泉療法や周辺の観光を学ぶ。

湯原温泉で開催される温泉道場宿泊コースなどで講座を受ければ温泉指南役免許証を授与されます。

温泉スパリエ

SPA(スパ)とソムリエを合わせた造語で、温泉の利用の仕方や入浴方法の正しい知識を備えた人物を育成する目的で、日本スパリエ協会により創設されました。

現在は山形県の赤倉温泉と肘折温泉が主体となり運営されています。温泉スパリエになるには赤倉温泉又は肘折温泉の旅館に一定回数以上の入浴や宿泊をすれば、申請により認定証が発行されます。

温泉ソムリエ

温泉の正しい知識と入浴法を身につけるための資格で、温泉ソムリエ協会主催の認定セミナー又は認定ツアーに参加すれば取得できます。

ソムリエ協会は新潟県赤倉温泉が主体となり設立された団体で、ツアーでは赤倉温泉に宿泊しながら講座を受けて認定証を受け取れます。

講座内容は温泉の基礎知識講座、入浴法の基礎知識講座、温泉分析書の読み方、入浴体験などから構成されています。

バルネオセラピスト(温泉保養士)

温泉の本質を理解し、健康・保健に役立つ温泉の利用法・活用法を身に着けた人材を育成するための資格。

一般社団法人日本温泉保養協会主催の養成講座を受講し、検定試験に合格した者に認定証を交付します。

講座は温泉の概要、温泉成分分析書の解読、温泉療法、温泉活用法などの内容から構成されています。

温泉に関する国家資格

温泉入浴指導員

温泉の入浴方法だけでなく健康維持や増進についての指導、救命措置や応急手当の実施、温泉施設の従業員に対する指導、施設の安全管理まで行う人材の育成を目的とした資格。

厚生労働省により2003年に制定された資格で、一般財団法人日本健康開発財団により実施される養成講習会を受けることにより資格交付されます。

資格要件はなく、誰でも受講可能。

温泉利用指導者

上記の入浴指導員の指導、管理、救命措置、安全管理に加えて、医師の温泉療養指導書に基づいて入浴指導をします。温泉入浴指導員の上位資格で資格要件があります。

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