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東北地方

天童温泉(山形県天童市)【歴史と由来】

東北地方
By: Kasadera
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将棋とフルーツと温泉の町

「天童温泉」は山形県中東部の山形盆地の中心部にある天童市の温泉です。

天童市は将棋駒と温泉のまちとして有名で、将棋駒の生産量は全国の95%を占めています。

街中には将棋駒の工房が並び、将棋の駒の形をした掲示板、看板、ポストなどがあり、「将棋のまち」として賑わっています。

天童市役所から南東の舞鶴山公園では毎年春恒例の「人間将棋」が名物行事となっています。

また、天童市はさくらんぼやラ・フランスの生産地として知られ、ラ・フランスの生産量は全国一となっています。

天童温泉
天童温泉
Chimecho in Tendo, Yamagata 1 (Tendo Park) / by Kasadera

天童温泉の開湯と由来

「天童温泉」の開湯は明治44年(1911年)に鎌田原地区の水田で井戸を掘っていた所、温泉を掘り当てたのがはじまりとされています。

発見当時は「鎌田温泉」と呼ばれていましたが、後に「天童温泉」と改称しました。

泉質はナトリウム、カルシウム、硫酸塩泉、泉温69℃。

天童駅の東側に十数軒の旅館やホテルが立ち並び、温泉街を形成しています。

2011年には開湯100周年を迎え、山形空港又は山寺から車で15分、蔵王まで車で約40分と山形観光の拠点としても利用されています。

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