日本三大秘湯の絶景温泉
「祖谷温泉」は徳島県西部の三好市の祖谷渓谷沿いにある温泉です。北海道のニセコ薬師温泉、青森県の谷地温泉と並んで日本三大秘湯に数えられています。泉質はアルカリ性単純硫黄温泉、源泉温度は39.3℃、毎分1,500リットルの湧出量があります。
祖谷渓谷の谷底に流れる祖谷川の畔に湧く温泉で、ホテル祖谷温泉の露天風呂へは館内から発着する私設のケーブルカーに乗る必要があります。傾斜角42度の250mあるレールを170m下の露天風呂まで約5分かけて降りていきます。
渓谷の谷底までのケーブルカーの車窓からの眺めは最高で、祖谷渓谷の美しさに心が洗われるようです。紅葉の時期の美しさは特筆すべきものがあり、肝心の露天風呂に入るまでに癒される気分になります。
祖谷温泉の代表的な宿泊施設である「ホテル祖谷温泉」は1965年(昭和40年)に温泉の掘削に成功し、1972年(昭和47年)にホテルが完成し創業しました。比較的新しい温泉ですが、源泉かけ流しで泉温もそれなりに高い事から四国では人気の高い温泉です。また、何より渓谷の谷底の川沿いに湧く日本三大秘湯の一つとして温泉愛好家の心を掴んでいます。「ホテル祖谷温泉」の露天風呂は日帰り入浴も可能で、宿泊客と同じ様に館内からケーブルカーに乗って下の露天風呂まで降りて行きます。
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