湯田中渋温泉郷(長野県下高井郡山ノ内町)

志賀高原麓の温泉地

「湯田中渋温泉郷」は志賀高原の麓の横湯川、角間川、夜間瀬川沿いに広がる長野県下高井郡山ノ内町の九つの温泉郷です。九つの温泉郷とは安代温泉、角間温泉、上林温泉、地獄谷温泉、渋温泉、新湯田中温泉、星川温泉、穂波温泉、湯田中温泉を指します。沓野温泉を加えて十の温泉郷とする場合もあります。


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湯田中温泉

「湯田中温泉」は田んぼの中から湧いてくる湯なので「湯田中」と呼ばれたとの事で、開湯は天智天皇の時代の7世紀まで遡ります。泉質は塩化物泉・硫黄泉で、開湯の時期の約1,300年以上前から田んぼの地表から湧き出ていたそうです。僧の智由によって発見され、「養か齢(ようかれい)」と命名された。「ようかれい」とは長命長寿の湯という意味であり、この温泉に入って心身を癒して長生きできるようにとの願いが込められています。「ようかれい」の現在の「湯田中温泉」の大湯となっており、大湯の東方には智由が温泉を鎮護するために弥勒石仏を建立しました。

 

渋温泉

「渋温泉」は神亀年間(724~729)に行基によって開かれたとされ、夜間瀬川支流の横湯川沿いに広がる温泉地です。源泉数37、泉温60~90℃、毎分3,500リットルの湧出量の単純温泉、塩化物泉で、旅館が30軒以上、外湯が9箇所あります。「渋温泉」の外湯(共同浴場)は有名で、9箇所の外湯を巡る事で「苦(九)を流す」といわれています。外湯は宿泊者のみ無料で入浴可能で、宿泊者には共通の鍵が貸与されて各外湯にて鍵を開けて入浴します。外湯巡りをする方には「巡浴祈願手拭い」なるものを購入すれば、各湯で朱印を押して9つすべて押してから大湯前の高薬師に参詣すれば満願成就すると考えれています。9つの外湯とは一番湯「初湯」、二番湯「笹の湯」、三番湯「綿の湯」、四番湯「竹の湯」、五番湯「松の湯」、六番湯「目洗いの湯」、七番湯「七操の湯」、八番湯「神明滝の湯」、九番湯「大湯」です。宿泊者しか利用できないとされていた外湯ですが、2006年から九番湯の「大湯」のみ日帰り客でも有料で入浴できるようになりました。旅館組合事務所もしくは渋温泉有料駐車場管理事務所で入浴券を購入することができます。又、日帰り入浴施設として温泉寺境内の「信玄かま風呂」と石積の浴槽がある「石の湯」があります。

 

安代温泉

「安代温泉」は志賀高原から流れる横湯川沿いに広がる温泉地で、「湯田中渋温泉郷」の一つです。渋温泉の手前にある温泉で、江戸時代の宝永2年(1705年)には湯屋が建てられたとされています。外湯は大湯と開花の湯があります。

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