鳴子温泉郷(宮城県大崎市)

5つの温泉からなる温泉郷

「鳴子温泉郷」は宮城県北部の大崎市の鳴子、東鳴子、川渡(かわたび)、中山平、鬼首の5つの温泉からなる温泉郷です。温泉郷には日本に存在する11種類の泉質の中の9つの泉質があり、源泉数は370本以上もあって温泉の種類も湧出量も豊富です。「鳴子温泉」は同じ宮城県の「秋保温泉」、福島県の「飯坂温泉」と共に「奥州三名湯」と呼ばれています。


鳴子温泉駅 / nimame

特に「鳴子温泉」は5つの温泉の中でも最大の規模を誇り、温泉郷全体で370以上ある源泉の内、約300の源泉が集中している「鳴子温泉郷」の中心部です。又、「鳴子温泉」には「滝の湯」と「早稲田桟敷場」の2つの共同浴場があります。「鳴子温泉郷」の東部にある「東鳴子温泉」は江戸時代中期の宝永年間に伊達藩の御殿湯が開かれた温泉です。現在では小規模な旅館が十数軒営業しています。泉質は重曹泉で、各旅館で異なる重曹泉の風呂が設けられています。「川渡温泉」は温泉郷の中でも最も早く開湯した温泉で、効能の高さから「脚気川渡」とも呼ばれてきました。現在では昔の街並みを残しながら十数軒の宿と1軒の共同浴場が営業しています。「中山平温泉」は温泉郷の西方の黒森山麓の大谷川沿いにある温泉です。アルカリ性のヌルヌルした泉質の温泉は別名「うなぎ湯」とも呼ばれています。「川渡温泉」と「鬼首温泉」と共に「奥鳴子・川渡温泉」として昭和35年に国民保養温泉地に指定されています。「鬼首(おにこうべ)温泉」は栗駒国定公園の中、宮城と秋田県境の禿岳と荒雄岳の麓に湧く温泉です。「鳴子温泉郷」の一つの温泉ですが、周辺の「吹上温泉」、「神滝温泉」、「轟温泉」、「宮沢温泉」などの一軒宿と共に「鬼首温泉郷」とも称します。周辺一帯は間欠泉の名所として知られ、「弁天」と「雲童」の2つの間欠泉が有名です。

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