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中国・四国地方

三朝温泉(鳥取県東伯郡三朝町)【由来・発祥】

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三朝温泉の由来

「三朝(みささ)温泉」は旧伯耆国東部の三徳山麓の鳥取県中央部の東伯郡三朝町にある温泉です。三徳山麓の三徳川の両岸に旅館やホテルが立ち並んで温泉街を形成しています。「三朝」とは三晩泊まって三回朝を迎えるとどんな病気も治るとの由来があり、温泉の効能の高さを物語っています。世界有数のラドン温泉として知られ、旅館などの宿泊施設だけでなく温泉病院といった療養施設もあります。

三朝温泉街
Onsen Town Misasa / by Stephen Wheeler

三朝温泉の発祥・由来

開湯は平安時代の長寛2年(1164年)に源義朝の家臣、大久保左馬之祐が源氏の最高を祈願する為に三徳山へ詣でた際に白狼に出会った頃にまで遡ります。左馬之祐は白狼を弓で射らずに見逃したところ、その夜に妙見菩薩が夢に現れて白狼を助けたお礼にと源泉の場所を教えてくれたと伝えられています。その源泉の場所は木の株元から湯が流れる「株湯」として現在も残っており、「三朝温泉」発祥の元湯として又公衆浴場「株湯」として利用されています。

公衆浴場「河原風呂」

「三朝温泉」には他にも菩薩様から賜ったとされる「たまわりの湯(旧菩薩の湯)」と三徳川に架かる三朝橋の袂に「河原風呂」なる公衆浴場があります。「河原風呂」は「三朝温泉」の名物ともされる温泉で、三徳川の河原にある開放感溢れる無料の露天風呂です。河原の露天の混浴なので女性の方は入るのは勇気がいりますが、三徳川のせせらぎを聞きながら周りを山に囲まれた自然の中で入る温泉は格別との評判です。

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