瀬波温泉(新潟県村上市)

夕陽の美しい海岸沿いの温泉

「瀬波温泉」は日本海に面する瀬波海岸沿いに広がる美しい夕陽が見られる新潟県村上市の温泉です。「月岡温泉」、「豊富温泉」や「羽根沢温泉」と同様、石油掘削中に湧き出た温泉で、明治37年に開湯しました。新潟県北部の村上市西部の瀬波海岸沿いに温泉地があり、村上市街より車で約10分の距離にあります。現在は10、11か所の源泉の井戸なる噴湯があり、かつての石油掘削の名残が窺えます。源泉の温度は90℃以上と総じて高く、深さは250~500m、全体で毎分約2,000リットルの湧出量があります。日本海に沈む夕陽を見ながら露天風呂に浸かる事ができる旅館もあり、「汐美荘」は日経新聞の「夕陽の美しい宿」部門で全国1位に選ばれた事もあります。


Sunset @ Senami-onsen, Murakami City, Niigata, Japan / wakanmuri

「汐美荘」の玄関先には「昌子の愛し湯」と称する与謝野晶子にちなんだ足湯もあって、宿泊者ならずとも無料で利用できます。昭和12年(1937年)には与謝野晶子が訪れており、わずか1泊の滞在中に45首の歌を残しています。「いづくにも 女松の山の 裾ゆるく 見ゆる瀬波に 鳴る雪解けかな」や「岩松の 海を見れども 君と我が 佐渡へ越えたる 世に逢うならず」といった歌が有名です。「瀬波温泉」では「昌子の愛し湯」の他にも無料で利用できる足湯が何か所かあります。汐美荘前の瀬波海岸に面した海浜公園足湯、大観荘せなみ前の海岸沿いの長さ30メートル、幅5メートルの「足湯日本海」、厚生連瀬波病院の前の「厚生連瀬波の湯しおさい」、瀬波温泉開湯100年記念で造営された「あったか広場の足湯」があります。

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